岡田光弘

本年度研究紹介:

昨年に引き続き、論理的判断について、哲学的、論理学的方法論を用いた研究を進める。特に、数学の哲学および論理哲学で議論されてきた推論の研究、ウィトゲンシュタイン中期、後期における論証や規則や規範性についての研究、フッサール初期の普遍算術の規則に関る議論及び後期FTLを材料にこの研究を進める。 図的提示の仕方がどのように意思決定や判断に影響を与えるかについての研究を進める。昨年度の研究を発展させ、多属性マトリクスのグラフィックデザインが商品の選択にどのように影響を与えるかを調べる。アイトラッカーを用いた被験者実験を進める。 オイラー図を中心に、図的論理推論判断と通常の言語的推論判断との違いについての研究を前年度に引き続き進める。また、眼球運動の指標も用いてこの判断の違いを明らかにすることを目指す。 通信ネットワーク上での認証子の交換などを基に通信相手の判断を行う情報通信プロトコルの安全性研究を前年度に引き続き進める。特に、論理学の「強制法」を用いて安全性研究を進める。

平成25年度の研究成果概要:

意思決定に関わる判断について、論理学的方法論を用いた研究を行った。特に、ウィトゲンシュタイン中期における論証や規則や規範性についての研究、フッサール初期の普遍算術の規則に関る議論を材料にこの研究を進めた。 図的提示の仕方がどのように意思決定や判断に影響を与えるかについての研究を行った。多属性マトリクス商品カタログのグラフィックデザインがどのように商品の選択に影響を与えるかを調べる目的で、アイトラッカーを用いた被験者実験を開始した。 オイラー図を中心に、図的論理推論判断と通常の言語的推論判断との違いについての研究を前年度に引き続き進めた。 通信ネットワーク上での認証子や暗号鍵交換により通信相手を同定する(暗号化)通信プロトコルは通信相手の判断を行う情報通信の安全性理論であるが、この通信プロトコルの安全性検証のための証明論を進めた。


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